2月はXXX(そろそろブランド名を書こうかな……)の受注&販売イベントを開催します。
日本には帰国していますが、イベントまではアポイント対応中なので、
お問い合わせ、ご来店希望はお気軽にメールくださいませ♡
→ highandseek.tokyo@gmail.com
Paris最終日には空港にいくまで時間があったので、街ブラ&美術館に行くことに。
服好きMUST VISITである「パリ装飾美術館」に行くのか迷いましたが、
ピノーコレクション『MIKE KELLY −Ghost and Spilit−』が終了間近だったので、こっちを優先。
アーティスト自身は2012年、57歳でお亡くなりになっています。
ピノーは展示方法が素敵なんですよね〜。
「KANDOR」バエてます。
作品にはアルコールやドラッグの影響もありそうだけど、どうなんだろう……。
ジェンダー、DV、宗教、資本主義など、社会構造への問題提起、
アメリカ合衆国に蔓延するダブルスタンダードに対する反抗をストレートに表現。
内容は非常に風刺的でしたが、表現のポップさも含めて、映像作品までじっくり観てしまいました。
説明文がないとわからない小難しいコンセプチュアルな現代アートよりも、
直感的に訴えてくれるアートが好きなのかもな〜。
この展覧会は好きだったので図録を買おうか迷いましたが、フランス語だったので断念。
Tateなどにも巡回する(日本にこないの残念)らしいので、英語版が出たら欲しい。
そして、続いてALAIAの展覧会に。
デザイナーAzzedine Alaiaは生前にたくさんの服飾品を収集しており、
彼のドレスと、彼が愛したMadame Gresのドレスが共に展示してありました。
ううぅ……美しい!!!!!
えー、この繊細なプリーツとドレープどうなってるの〜!?
贅沢な布使いを惜しまない、クチュールならではのドレスに大感動。。
観てるだけで癒されるーーー!!
この展示をみると、ALAIAの現クリエイティブディレクターPieter Mulierの発想源がよく視えてきます。
てことで物欲爆発してショップも見に行ったけど、コート100万超え……!
直営店もあるし、いろいろあってこの価格になるんだろうなぁ。
こういうの見ると、XXXがお買い得に思えくるから怖い……。。
小窓からAzzdine Alaiaのアトリエも覗くことが出来ます。
XXXもそうだけれど、彫刻的なデザインに惹かれるのかも〜。
ブツとして確固とした美しさがあるものというか……。
DENTROデザイナーISAも彫刻を学んでいたし、服飾表現へのアプローチがどこか違っていそう。
こうして自分の思考&嗜好を見返すという意味でも、展覧会は観にいく甲斐があるんだろなと。
今回もひとり、いろいろと考えを巡らせることができたParisでした。
しかしイベント会場どうしよう……。
そういうオーガナイズは苦手なんですー!!泣
1月PARIS記(完)