PARIS 2024 ⑥

2月はXXX(そろそろブランド名を書こうかな……)の受注&販売イベントを開催します。

日本には帰国していますが、イベントまではアポイント対応中なので、

お問い合わせ、ご来店希望はお気軽にメールくださいませ♡

 → highandseek.tokyo@gmail.com



Paris最終日には空港にいくまで時間があったので、街ブラ&美術館に行くことに。

服好きMUST VISITである「パリ装飾美術館」に行くのか迷いましたが、

ピノーコレクション『MIKE KELLY −Ghost and Spilit−』が終了間近だったので、こっちを優先。

アーティスト自身は2012年、57歳でお亡くなりになっています。


ピノーは展示方法が素敵なんですよね〜。

「KANDOR」バエてます。

作品にはアルコールやドラッグの影響もありそうだけど、どうなんだろう……。


ジェンダー、DV、宗教、資本主義など、社会構造への問題提起、

アメリカ合衆国に蔓延するダブルスタンダードに対する反抗をストレートに表現。


内容は非常に風刺的でしたが、表現のポップさも含めて、映像作品までじっくり観てしまいました。

説明文がないとわからない小難しいコンセプチュアルな現代アートよりも、

直感的に訴えてくれるアートが好きなのかもな〜。


この展覧会は好きだったので図録を買おうか迷いましたが、フランス語だったので断念。

Tateなどにも巡回する(日本にこないの残念)らしいので、英語版が出たら欲しい。


そして、続いてALAIAの展覧会に。

デザイナーAzzedine Alaiaは生前にたくさんの服飾品を収集しており、

彼のドレスと、彼が愛したMadame Gresのドレスが共に展示してありました。



ううぅ……美しい!!!!!


えー、この繊細なプリーツとドレープどうなってるの〜!?

贅沢な布使いを惜しまない、クチュールならではのドレスに大感動。。

観てるだけで癒されるーーー!!

この展示をみると、ALAIAの現クリエイティブディレクターPieter Mulierの発想源がよく視えてきます。


てことで物欲爆発してショップも見に行ったけど、コート100万超え……!

直営店もあるし、いろいろあってこの価格になるんだろうなぁ。

こういうの見ると、XXXがお買い得に思えくるから怖い……。。


小窓からAzzdine Alaiaのアトリエも覗くことが出来ます。


XXXもそうだけれど、彫刻的なデザインに惹かれるのかも〜。

ブツとして確固とした美しさがあるものというか……。

DENTROデザイナーISAも彫刻を学んでいたし、服飾表現へのアプローチがどこか違っていそう。



こうして自分の思考&嗜好を見返すという意味でも、展覧会は観にいく甲斐があるんだろなと。

今回もひとり、いろいろと考えを巡らせることができたParisでした。


しかしイベント会場どうしよう……。

そういうオーガナイズは苦手なんですー!!泣


1月PARIS記(完)