Paris 2


とりあえず早速やらかしました。

今回はいろいろ聞いて気になったので、VETEMENTSのショーを観に行くことにしてたんです。
それでショー当日にGoogleMapで会場を調べたら、すごい遠い。


「えー」と思ったけど、ヴェトモンはショウルームも辺鄙な場所なことが多いし、わざわざメトロの終点まで行きました。
どうせショー始まるのも遅れるだろって、はなから遅刻気味で行きました。
インビテーションがIDだっただけに、むしろ空港でなかったことに安堵してた。

で地図で示された場所に行ってみたところ、本気で誰もいない。
絶対いるはずのスナップされたいブロガーとか一切見当たらない完全におかしい。

それでもう一回調べたら、完全に場所間違えてた。
間違えるはずのない有名建築なのに、下手に住所で調べて失敗した。
もう出発地から徒歩圏内だったっていう。。


同じ地名の場所、いくつも作らないでほしい……。

しかし自分のうっかりに吹きましたよね。
もしエディターなら切腹モノのミスですが……笑

それで「もうホテルに帰るかー」と思ったけど、もしカニエが遅刻したら1時間遅れもあり得るし。
ここまできたら会場からぞろぞろ人が出てくるところを見るという自虐的なギャグを味わうべきと、
会場のある中心部に40分かけて戻ってみました。

そしたらズンズン音楽が聴こえてきて、なんとまさかの終わってない!

入口は空港のようなセキュリティになってましたが、
会場に入れないキッズ達をかき分けてインビテーションを見せたら、偉い人が出てきて通してくれました。
ここまで遅れてくるヤツ他にいないから、逆にどこのVIPですかみたいな目で見られて大変に申し訳ない。

終了まぎわの行進だけ観られました。


今回のテーマは『STEREOTYPES』。

近年は服のデザイン云々よりも、モデルキャスティングのDiversity(多様性)が話題にされがちなファッションショー。
VETEMENTSも前回批判を受けたようで、Demna本人は意外に感じたそう。
私自身も「えー?? アジア人も出てたし全員個性的なマイノリティだったよね」て感覚でした。

以前のコレクションもそうでしたが、人々の反応をショーに反映させてきたVETEMENTS。
そう考えると「それぞれの内面でなくスキンカラーやカテゴリで判断すること」への疑問から、
今回のテーマに行き着いた一面もあるのかなと感じました。
「これでいいんでしょ?」的なアイロニーというか。


ま、ほぼ観れてないんだけどさ……笑