2014/02/25

Mexican Panama Hats

   
昨年12月のユカタン旅行記を書こうと思っていたけどー、正直メンドイ。
とりあえず、旅先で購入したメキシコ産パナマ帽を検証しようと思います。
パナマの本場は南米エクアドルだと思いますが、メキシコにも産地があるんです。
(メキシコ産でもパナマ帽と呼んでいいのかわからないけれど、まぁ便宜的に)
アホですからね、帽子目当てにわざわざ行ってきましたよ!!

メキシコでパナマ帽といえば観光都市「Merida(メリダ)」の名前が出ますが、
実際はカンペチェとユカタンの州境にある小さな街「Becal(ベカル)」で作られています。
ちなみに周囲の街で作られたシャツ類も、だいたいタグにはメリダ製と書かれています。
「メリダ」という街の名前自体が一種のブランドなんですね〜。

ベカルに到着すると、すぐに自転車に乗った少年が現れます。
彼らがショップからのお駄賃目当てに観光客を案内してくれる。

ただし、ベカルには4つくらいしか帽子を売っている場所はない!

職人はたくさんいて自宅の穴蔵でコツコツと編んでいるのですが、
出来上がった帽子は(1)ベカルの店に卸す、(2)メリダの店に卸す、(3)自分で近くの観光地で行商するの3パターンです。
メリダのショップにはお抱え職人がいると思いますが、値段は高くなりますよね。


パナマ帽の良さは、軽さと涼しさ。
最近は日差しの強い日が続くので、3点どれも活躍してくれています。

私が購入したのは形もデザインも違う3種類。
素材は「Jipijapa(ヒピハパ)」と現地の人は呼んでいました。
写真で見ても質の違いが一目瞭然だと思いますが、内訳は左から順に以下です。

1.メリダの路上で帽子売りから購入(約1500円)
2.ベカルの帽子店で購入(約4000円)
3.カンペチェの路上で帽子売りから購入(約1500円)

パナマ帽ということで、くるくる巻いて畳むことも出来ますが、
素材は乾燥した葉なので、普通に考えたら巻かない方がいいですね。形も崩れます。
太い葉で編んである場合は巻くとバキッと割れると思う。
メキシコでは「見て見て! 巻けるよ!」と店員がガンガン丸めてくれます。


細い葉で編まれたパナマ帽のほうがエレガントです。
2のハットのリボンだけ違うのは自分で手縫いしたから(交渉して黒/マロンの2種類のリボンをもらいました)
他の2点はリボンをサイズを調整しやすい結び方のままにしています。

では、もうすこし寄りで見てみましょう。
左が4000円、右が1500円です。内側の編みの仕上げも違います。


ショップオーナー曰く、この4000円で「グレード2」だそうです。
グレードが上がれば素材は繊細に、編みが細かくなり、さらに軽くなります。
ちなみにグレードは1〜5まであるとのことですが、メキシコでは厳格な規格もなさそうだし、
人によって言うことが違ったりする。たぶん雰囲気で判断してる。

で、ここが悩みどころなのですが、グレードが上がれば値段も上がるわけです。
相手の言い値でいくと(3)1.3万円前後、(4)2万円前後、(5)3万円前後という感じ。
いろいろ見比べてみたんですけど、グレードが上がると軽くなるのはわかるのですが、
価格に見合うエレガンスを感じられるものには出会えず。
時間があれば腕の良い職人と出会えたかもしれませんが、旅行者には難しい。
サイズやデザインの好みもありますし。

さらに湿気がある日本で使っていく場合、汗もふくめて素材が湿気を含むので、
自然と編み目が粗くなってくることが予想されます。もちろん日焼けもする。
なので、質と価格のバランスに納得できるグレード2を選びました。

天辺に寄った画像も載せておきます。


ということで、ベカルの感想としては、産地ということでたくさん帽子の在庫がある。
しかし品質はピンキリ。しかも観光客が近くて値段を知っているため、そこまでお買い得感はない。
(遺跡にある土産物屋のショップも品質良で安かったりね……卸価格によるんでしょうけど)
ベカルは小さな街で特に観光名所もないので、時間と労力を考えたらメリダで買った方が楽かも。

そしてメキシカンパナマの感想としては、5000円以下でこれだけ楽しめれば消耗品として素晴らしい。
ただ3万円以上出すなら、品質管理がきちんとしたブランド物を買うと思う。
有名なエクアドルMontecristiのパナマと比べるとクオリティがね……(高いのだと25万とかするんだけど)
このサイトこのショップなど、いろいろ参考にされるとよいのではないでしょうか。

エクアドルも行きたいんだけど、この前日本人が事件に巻き込まれたばかりで怖いのよね〜。
あとクオリティが高いものは、現地でもそれなりに高いのだろうと思う。


ちなみに2013年ベストBUYであり、この旅でも活躍してくれたフォード車は友人に売れちゃいました。
ちょっと淋しかったけど、これも縁だし、最近は前ほど使ってなかったのでいいかなと。
ただあまりにサクッと売れたので、なんだか妙な気分です。。