2013/09/25

USED or VINTAGE


    
私は気に入ったものなら何でも着るので、デザイナーズではレディス、メンズ、
アンティーク、ヴィンテージ・古着、ジュエリーなど含めて全方向でチェックをかけるようにしています。

もともとデザイナーズは現行品を買っても、1年くらい寝かしてから着ることが多い自分。
もちろん一目惚れしたら買うのでチェックは怠りませんが、悲しいことに出会いが減った……。
すでに気に入った服はたくさん持っているから、他では見つからない面白さを持つものと、
その時々に必要だと思うものを買い足していっているという現状です。

ところで、最近インターネットで古着漁りをしていて気になるのは「ヴィンテージ」という言葉の使われ方
良心的なショップはきちんとUSED/VINTAGEを分けて表記されていますが、
ヤフオクは「なんでもかんでもヴィンテージ」状態で、とにかく胡散臭いものに溢れている。
まるで「古けりゃ良い物」みたいな扱い!?

 via: tripalong


そこで「古着とヴィンテージはどう違うの?」となった時、ネットで調べるとこういう内容が出てきます。
http://www.ethicalfashionjapan.com/about-ethical/vintage/

ふんふん、なるほど。
要約するとこんな感じでしょうか(参考リンクを読んでくださいね)

「古着」:中古衣料全般。「ヴィンテージ」はこの中の一部が該当する。
「ヴィンテージ」:職人が精魂込めて仕立てた完成度が高い+古さ(年代)・希少性・製造者
     主には1950~70年代にかけて生産されたもの。マスプロダクトではない。
     現代で再現できない仕立て、テクニック、生地など。
     30年以上前のものかどうかが、古着とヴィンテージを分ける基準。
         
でも、私みたいな基本的に定義を疑うタイプは、こういうのを読むと
「だいたいヴィンテージの定義って誰が決めたものだか怪しい!」とか、
「30年理論でいけば、あと10年経てば90年代だってヴィンテージだろ!」とか、
「ワイン用語の転用てことは、メディアか商売上手な古物商が古着をおしゃれに売るために呼びはじめたんじゃないの?」とか。

しかも、リンク先でいわれる「かつてデザイン的に評価され、憧れとまでなった服」がヴィンテージ化したものは、
やはり“当時の流行”の最先端なことが多いので、今着るとちょっと……なデザインがほとんど。
デザインの面白さや、仕立てのクオリティが高くても、モードって消費されるものだから〜……。
そこをなんとかして着こなすのが洋服の面白さではあるけども。



まーでも、とりあえずは「古けりゃなんでもヴィンテージ呼ばわり」はやめてほしいです。
定義とか嫌いですけど、一応それなりの決まりはあったほうがクオリティをはかる上では便利だとは思うので、
売る側はきっちんと勉強して、表記に関してもこだわってほしいんです。
もう書くのは年代だけでいいよって思うんですけどね。
その年代すら怪しいこともあるから、確信がないなら素直にわからないっていってほしい!

もちろん買う側も、低レベルなセールストークにのせられてはいけない。
特にヴィンテージなら、たくさん本物を見て触って、さらに画集や写真集で研究すると、
背景も見えてきて、さらに豊かに楽しめるのだと思います。
ジュエリーは結構わかりやすいかもしれない。作品集も多く出ているし、
デザイナーの意志が反映されたヴィンテージジュエリーは、もうパワーが違うので。

情報が溢れている今だからこそ、周囲にまとわりつく曖昧な付加価値に左右されず
「自分で選択する」という意志を大切にしたいな〜っと、
30代にしてますます強く感じている自分ありまっす。


*ていうか、そもそも海外にいて蚊帳の外のくせして、まだ服のこと考えてんのかよってねぇ。。
 海外生活で、自分の服狂いを再確認したよね〜。
 ホームシックならぬワードローブシック……冬はいずこ!?