2013/01/15

Mexico/ Fashion

   
その後、メキシコ国境を越えてチアパス州にも行きました(バス移動はほんと疲れる)

グアテマラとメキシコ・チアパス州は、もとは似た服飾文化を共有していましたが、
国境が引かれ分断されたことで、別々の方向に向かいました。
大雑把に分けると、グアテマラは主に「織り(刺繍は機械)」が、メキシコは「手刺繍」が発展、みたいな。

でも下のような手のこんだ刺繍服は、今ではもう見つからない。
なんだかちょっと間の抜けているところがカワイイよなぁ。



交通網が発達し、観光産業がメインとなった土地の服飾は、クオリティが低下するみたい。
旅行者(とくに米)がクオリティ関係なく、粗悪品でもポンポン言い値で購入するからです。
ま、粗悪品でもモノによっては可愛いけれど、服はさ……。
高齢の小売業者の方たちは「今の商品はクオリティ落ちたー!」と嘆いていました。

それでも文化退廃を問題視する組織もあり、そういう人たちのがんばりで、
しつこく探せば伝統を踏襲したオリジナルデザイン、天然染色・手作業の洋服が見つかります。
もちろんそれなりの値段しますが。

下写真の繊細な手織りブラウスは1920~30年代。これは欲しかった!



まずは美術館に行って、質の良い物をたくさん見て、目を肥えさせることをおすすめ。
チアパスのサント・ドミンゴ協会併設の美術館では、マネキンなどで展示してある以外の
コレクションは棚置きの引き出し方式になっていたので、
200ぐらいある引き出しを全部開けて見たった。もう超つかれた(でも楽しかった)
今回ブログに使用した服の写真は、すべてココで撮影したものです。

どちらにせよ、民族衣装は現地の人々にとっては「たんなる普段着」なので、
儀式用に大切にされていた衣装、また一部の企業や外国人研究者が保存していた以外には、
きれいなまま残っているアンティークがないのが残念。。
むかしの染色を、もっと見てみたかった。


ちなみに、この旅では、手づくり一点物の洋服をいろいろと購入してみました。
そのうち服マニアの方々向けに、ワンデイショップができたらなぁと思っています。
ロスにも行くから、ビンテージもいいのがあったら集めてみようかな。

極度の面倒くさがりの自分なだけに、実現するのか……!?