2011/10/08

Isoe Tsuyoshi=Gustavo ISOE

    

友人もおすすめだった「磯江 毅=グスタボ・イソエ」展に行きました(すでに終了)

練馬美術館は石田徹也さんの展覧会も観にいきましたが(すごく良かった)、
遠いし、周辺に寄りたくなるようなセレクトショップとかもない....。
てことで期日ギリギリに駆け込むことになりました。  


磯江毅さん御本人は4年前にすでに逝去されていて、広告にもなっていたのが遺作でもある上の作品「鰯」です。

実物を見てもビックリするのですが、こちら板にジェッソ、水彩、鉛筆を使用して描かれています。
どれもとても描写が細かく丁寧で立体的で、浮き出てくるような作品でした。

私は写実表現にはまったく興味がないのですが、磯江氏の選ぶモチーフ&構図には強く惹かれました。
朽ちかけていく花、果物、生々しく血がにじむ食用のうずら、ホコリや錆がこびりついた瓶など、
どれも柔らかな光の中で、静謐な趣きで佇んでいます。
これまで本ブログにも書いていますが、私自身が「生と死」「朽ちていくもの」「古いもの」の
美しさに惹かれるので、もうモチーフが完全に好みでした。
最後のほうの薔薇、鰯、鳥、そしてカリフラワーの作品がとくに好きです。


スペインに行ったことがないので、スペインの光がどのようなものかわかりませんが、
彼の目というフィルターを通すと、このモチーフはこう見えてるんだろうな...と。

描き続け、どんどん表現が円熟されていくのが伝わってきただけに、
53歳と若くして逝去されたのが残念でなりません。


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