2011/05/19

Time to Couture


てことで、本日はクチュール祭!!!

もうディテールの美しさが半端なくて感動しますね。
服飾はこういう職人技に支えられているんだなーって。


Dazed & Confused April 2011 Editorial: Time Is Money Models: Zuzanna Bijoch & 
Juju Ivanyuk Photo: Roe Ethridge Stylist: Katie Shillingford


このエディトリアルの面白い点は「ひとつのドレスが完成するまでの時間」が書かれていること。

たとえば最初のJean-Paul Gaultierのボーダードレスは「300時間(丸12日間)」。
他のドレスもほとんどが300時間以下で出来ているようですが、
Givenchyのドレスは刺繍のせいか「2280時間(約3ヶ月間)」だとか...!

くしゅくしゅしたマルジェラ/アーティザナルは「96時間」と他に比べると短めだけど、
「素材のリサーチ、クリーニングや染め、フィッティング作業は抜いた時間」などと脚注アリ。
最後の見開きのCHANELはシルクにパールやビーズを刺繍してるということで「1075時間」。
そしてARMANI(ハットはPhilip Treacy)は「150-250時間/15-20営業日」と表記が細かくて面白い!

こちら中途半端に大きくしても素晴らしさが伝わらないので、画像サイズを小さめに並べてあります。
クリックすると大きく見れるのでクリック推奨!!! そうすると完成までの時間も見れます。


社交界もないし、リアリティもないから仕方ないかもしれないけど、
日本のファッション誌は「オートクチュール完全無視」って感じですよね。
でもこうして読者のファッションに対する興味・教養を促すのも雑誌の仕事ではないのかなぁ。
なんていうか日本のメディアはファッションを「文化」として発信するのではなく、
「消費するもの」っていう流れを作り過ぎの気がしています。たまに通販カタログに見えてくるわ。

『Mode et Mode(春号)』のインタビューでゴルティエは
「クチュールはおかげ様で赤字ではないけど、儲けは出ていない状態。
僕の場合は香水のライセンス事業で成功するなど他で稼いでるから続けていける」的なことを率直に答えていました。
プレタはビジネスだから最終的に売れる物を作らないといけないんだろうけど、
オートクチュールではまた表現が違いますもんね。

また同時に、伝統・技術を継承させ表現できる場、新たな表現を模索する場としてのオートクチュールは、
大切にされてしかるべきものなんだろうな〜とも感じています。


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