モードであり、クラシックであり、オーセンティック。
コートであり、ジャケットであり、ケープであり、ガウンでもある。
マスキュリンでありながら、同時にフェミニン。
究極的にミニマムで、どこまでもドラマティック。
そしてマシン&ハンドによるマリアージュ。
すべての要素が、この一着に詰まっているのではないでしょうか。
考え抜かれた、隙のないディテール。
研ぎ澄まされたミニマムさに、ボタンも含めた、動きのある陰影による大胆な装飾。
一瞬カシミヤかと思うレベルの最上級ウールは、ボリューム&デザインから想像できない軽さです。
ホンモノだけが持つ独特の圧は、ショウルームでも明らかにビンビンで、
ひそかに最後まで試着するのを避けていた1着でしたが、
着たらもうアドレナリンが噴出して「これ買います」と言ってしまいまして。。
パリコレ・メンの第一線で活躍してきたデザイナーによる、初のレディス。
まだまだファッションあるんじゃん……て思わされました。
運命的に出会えた、そんなブランドの1stは避けられなくないですか。
いつもBLOGではディテールまで情報ダダ流しにしてますけど、
こういう「いつでもなんでも手に入る」と思わせるような情報社会に生きてきて、
ブランド検索して簡単に良し悪しを判断されたくないなぁと常々思っています。
服飾品はデザインだけでなく、着用した時の生地感や着心地など総合して楽しむものだと思うので。
なので、今回はブランド名も書くのはやめます。
PARIS記でヒントは出したので辿り着いた方もいるようですが、わざわざ書きたくはない気分♡
OVER $5,000
プライスもイケてるので、我こそはという本気の方はメールください。
店頭にてアポイント、遠方の方には画像等をお送りします。
→ highandseek.tokyo@gmail.com
もうロングコートは買わないぞって思ってたけど俊速撤回。
「着たら終わり」とわかってはいるのに、着てしまう不思議……!笑
でも同時に、こういう出逢いを切望している自分がいるのも事実です。