PARIS 5

今回は途中、蚤の市も挟んでみました。

なんかいいものあったら店用に買い付けたいなーと思っていたけれど、

そんなラッキーに転がってるはずもなかったし。。

ちなみに蚤の市は、場所によっては闇市化しているので歩くときは要注意。


これはクリニャンクールの一画、デザイナーズ家具などが置かれているモール。

あれっ、この場所、大昔にVETEMENTSのランウェイやったところだ……と遅めに気付く。


VINTAGEコスチュームジュエリーのコレクターの、私設プチ展覧会。

えー素敵、ほしーい。

でも一番ほしいと思うやつほど売られてないんだわ。

彼女曰く「私はVintageスキャパレリの世界一のコレクターだ」とのこと。

(わたしはスキャパレリのジュエリーに関しては現行のほうが好きでしたけど・笑)


あと、すこし外れにあるバイヤーが行かなそうな場所も歩いてみたり。

古い高架が利用されているのかな?

ここは楽器、スピリッツなど、新進の工房が多くて楽しかったです。





ブログでは時系列を無視して書いてますけど(というか記憶が飛んでいるので)、

今回は朝10時からのミーティングが毎日で結構きつかったぁー。

PFW中はバイヤーも世界中から集まるので、アポイントを入れておかないと危険なことも。


ということで、朝からWommelsdorffのショウルームへ。

先週まで夏気候だったParis、いきなりの冬気候で何故Wommelsdorffのニットを持ってこなかったんだ……と超後悔。




そしてWommelsdorffのカシミアニットを試着してたら、

もう途中で着てることすらを忘れてたし、脱ぎたくもなかったです。

ここのニットは本当に着心地よくて中毒性が高い。。。

どうやら世界的な傾向で、中途半端なものは買わずに、

良質なものにお金をバーンと出すようになっているみたいです。

なのでAnneたちもすごく忙しいんだって。


今年は手持ちのニットを味わって頂きたいのもあってオーダー会はやりませんでしたが、

来年はここのもやっぱり買い足りてないのでやります。

ということで、朝からHEAVYなミーティングになりましたよね。



ちょっあれっ、あのデザイン……笑

でも、むしろ影響をうけてもらえるなんて誇らしい。


ちなみにうちはオーダー数が多いみたいで、前回以上に増えると生産がちょっと無理だそう。

また前回はオーダー可能だったヘアバンド、今は生産不可だそうです。

どのモデルも熟練のニッターさんが手編みするのですが、それぞれ持つ技術が違うので、

いなくなると生産が出来なくなってしまうという……。

本当にいつでも買えるってわけじゃないんだなと……しょぼん。


そういえば、当店はセレクトのほとんどがエクスクルーシブ&別注アイテムなので、

「どうしてそんなにデザイナーが別注にOKしてくれるのか」と聞かれることがあって、

それは自分自身でも「どうしてかなー?」と不思議で?

だって冷静に考えて小さな個店だし、リクエストも細かくて我ながら超面倒くさいんですよ。

ブログには書かないところにこだわって変えてもらってたりするし、

新たにデザインを起こしたところで、どれだけオーダーがつくか予想もつかないし。


なのでどうしてかはずっと考えはいたんですけど、まず情熱だけは人一倍あるかな・笑

あとは別注の提案が「彼らにとってMake Senseしているか」だったのかな〜と思いました。

実際に何回かそういうことを言われたので。


うちは新ブランドや、日本では無名のブランド、そして「着ればわかる」アイテムがメイン。

さらにブランドにEXTRA WORKで存在しないものを生み出してもらうとなると

自分的にもプレッシャーは大きく、毎回リリースするときは怖くてそれなりに青ざめてはいます・笑


またそれだけに、皆様には感謝の毎日です。

いつもありがとうございます。