ニットのお洗濯

最近カシミヤニットのお洗濯について何回かご質問を頂いたので、Blogにも書いておきますね。

※あくまで自分のお手入れ方法で推奨するわけではありません。
 参考としてお願いします!



カシミア衣類は手洗いされる方が多いようですが、自分はコート以外は、だいたい洗濯機にぶち込むタイプです。

気楽に取り出せる縦型洗濯機を愛用しており、冷水+ネットにいれて+手洗いモードで洗っています。


洗濯機を好む理由としては以下です。

① 手で洗うのがとにかく面倒くさい (80%)
② 変なチカラがかかって衣類が伸びそう (10%)
③ 手で水切りは上手くいかない (10%)


水分を含んだ状態でニットを引っ張れば伸びますから、モタモタしてたら洗濯途中で型崩れしそうだなと。

なので基本的に機械にお任せです。

カシミヤは軽くて浮いてしまうので、最初にしっかり沈めるのがポイントです。



ちなみに洗剤は「アクロン」を愛用。

特に高級な洗剤は使っていません(縮んだとか聞いたことがあるし)


ちなみにDenis 2plyも同じように洗っています。

デニスは織りなので、編み(ニット)よりは手洗いでも伸びにくいかなと思います。


特に安物衣類は販売時に整えてみせるために表面に薬剤がついていることが多く、

それが洗濯で取れるので洗うと風合いが変わりやすく、毛羽立ちやすくなります。

ただ、うちで取り扱っているデザイナーズの品質レベルになるとそういうのはないので、

洗ってわるい方に風合いが変化することはなかったです(Signeとかコットンもそう)


また栄養を入れたいときは、カシミアは「毛」なので、すすぎの段階で髪用リンスを溶かして入れたりします。



Wommelsdorffアトリエの洗濯機。サンプルをバスタブのうえで平干し中。


そして自然乾燥、ニットは平干しネット(吊り三段式で1,500円くらい)で干します。

このときに少し縮めたいのであれば、手でギュッギュッと揉み掴んでニットの形を整えます。

逆に袖丈を伸ばしたいなどあれば、引っ張って乾かしたりします。


もし新品のような雰囲気に戻したいのであれば、クリーニング店に出すのもいいかなと思います。

仕上げ剤で表面がツルッとして戻ってくるかと〜。



以上です。

特別扱いせずに、普通に洗濯してるっていう感じですよね……笑

手入れが面倒くさい服って着るのを躊躇うので、洗えるものが好きなので!

(Neriはクリーニングに出そうと思っておりますが!)


最後に、ニットというのはどうしても摩擦で毛玉が出来るものです。

普段はカシミアブラシでお手入れして、もし気になれば毛玉取りマシーンでお手入れしてくださいね。

こちらも2,000円くらいで買えますよ♪