New Designer from Berlin

そしてカッパドキアなどを経て、トルコから、やはり初めての町Berlinへ。
今回はザ・カシミア(たまにシルク)専門のブランドとミーティングです。

トルコから都市に来たということで、なんとなく勝手がわかって落ち着く。。


デザイナーのAnneとは去年コンタクトを取りましたが、「メールを読んでPerfectと思った!」と。
お互いの方向性が似ているのもあって、会えるのを楽しみにしてくれていたみたいで嬉しいー♡
名前しか知らずでまったく想像がつかなかったのですが、素敵なマダムでした。


建築家の父親を持ち、クリエイティブな環境で育てられたAnne。
80’sのDiorを経験し、NEWYORKに移り住みJ.CREWなどアメリカンブランドに関わった後、育児のためドイツ里帰り。

そして片手間に編んだニット帽、いきなりBARNEY’Sが買付け。
最初の1年間は帽子だけ、その後にだんだんとブランドとしてのラインナップを広げて、
15人の専業ニッターが手編みする、Made in Berlinな100%ハンドニットブランドを立ち上げました。


イタリアで紡績された、モンゴルの最高ランクのカシミア糸を独自に染色。
染色後のカシミアの原毛を見せてもらいましたが、軽くてふわふわで綿菓子みたい〜!

デザイナー本人が編み編みミックスしたカラー見本を漁りまくって、いい感じのカラーをピックアップ。
一度につき原毛25kgを買わないといけないとかで、生産不可となるカラーも多いみたい。





Denis(←こちらは手織り)もそうですけど、いいカシミアで、ハンドものって全然違う。
贅沢に素材が使用されていても、柔らかいせいかコーディネートしやすい。

同じカシミアでも、糸によって出来上がる全体像が変わってきたり、
それぞれデザインで出来ること出来ないことがあるそうで、ニットの世界も奥が深いです。



そしてニットキャップの試着してたら、「意外と顔でかいよねー」とか言ってきた図。
HEY HEY HEEEEY, THAT'S TOO HONEST……!
正月太りとソーセージの食べ過ぎで顔がむくんでるだよっ!
これ以外にも、まーまーな爆弾ぶっ込んでくるAnne……こういう人好き(笑)

あとみんなで美容の話とかしてました。
いつでもどこでも突然始まる女子トーク……楽しい。
彼女自身が1年以上着ているというニットも、たくさん洗濯してすごくいい雰囲気。


しかし肉厚なのに、もんのすごく軽いですね。
この厚みでウールだと、重くて肩凝るのに……もちろん肌触りも素晴らしい。
ディテールも気が利いているし、しかもシームレスなので着心地も抜群で言うことなしでした。

まぁ必然的にお値段もアレですけど、着心地の良いものは結局たくさん着るのでコスパ最強説。
もう最近暖冬だから、これに薄手のアウターに、デニスでいいんじゃないのとか。



自然光の中、ンコ座りで真剣にカラーとモデルを選びます。
これはこれはと選ぶのも迷いましたが、お互い大満足のセレクトに。
限定カラー・モデルもご用意しましたよ。

3月後半にオーダーイベント開催予定。
お楽しみにどうぞ!


それにしても、いろいろな場所を回るからと着回しコーディネートを組んだけど、
途中からさすがに同じ服装にも飽きてきましたよねー。
しかもトルコはお土産物かブランドコピー商品ばかりだったのと、。
ベルリンはセール時期で品数が少なかったのもあり、ショッピング的に不完全燃焼。

そんなこんなで飢餓状態になり、物欲めっちゃ高まってるNOWです。
バイイングのときも目がランラン!!
トレントコートのデリバリーもそろそろのはずで、やる気が漲ってます!!

Instagramにも書きましたが、Denis、Muehlbauerなど、2〜3月はオーダーイベント目白押し!!
そこにD'HEYGEREのデリバリーも舞い込んでくる感じの沼でーす☆
(ただ他はまったく予定ないのでご安心ください、今から春夏どうするか考えます)

RALUCAは1〜2月はスケジュールぱんぱんとのことで、4月頃のデリバリーになるそうです。
どうぞよろしくお願いします。