HELL HOT SUMMER

うー、口を開けば「暑い」と言ってしまう今日この頃。
心頭滅却できないかと、「この暑さがフツーだよ☆」と思い込もうとしたけど無理ぃ。。

タンクドレスは結局遅れまして、お盆明けてのデリバリーとなりそうです。 
ていうか外が灼熱なので、お店もクローズでよかったかも……。 

しかーし、そんな気候のなか、いまは来たる秋冬準備の真っ只中!

どこもかしこも来年の春夏オーダーを終わらせているだろうというのに、私はまだ年内のことをやってます。
来年着たいもののことなんてわからないので、最近はこうしてシーズン直前にオーダーすることで、
多方面に迷惑をかけているわけですねすみません。


で、現在進行中のプロジェクトのひとつ……。
意外性あり過ぎな、異色のコラボレーションです。

きっかけは、とあるメディアの記事。
それを読んで目にしたブランドの遺産にビビビときまして、コンタクトフォームからメールを送りました。

一時代を築き、日本の近代服飾史のうえで避けて通れないブランド。
しかもブランド自体は何十年も前に活動をやめて存続してないのに、いまだあると思われているという……。

一切共通点がなさそうで、実は意外なほどHigh and Seekと共通点だらけなことから、まさかのコラボ実現。
なんと生地からの生産に関わっております。
バイヤーのレベル超えてる慣れない作業にハゲそうでした正直。


現代にアップデートした復刻を目指していますが、これ実際にまとってみたら先入観がポロッと落ちて、
当時の人気にも納得できたし、素直に着たくなってしまいました。
「ヴィンテージになり得るもの」という点で、うちのセレクトとも親和性があったし。

ていうかそもそも本来は、HERMESやCHANEL的な方向性でものづくりを目指していたとかで、
当時のブランドのルックブックを見せてもらうと、イメージと違ってビックリ。
そういう意味ではメディアに殺されもしたブランドでもあります。
(ちなみに当時は社用ダンボールが盗まれたり、社員の偽名刺まで巷で販売されたそう)

ちょっとオフィシャルで書けませんが、結果的にデザイナーもアレなドリームプロジェクトに。
ファクトリーも偶然当時と同じところに行き着いてしまい、ラグジュアリーな様相となってまいりましたよ。


もちろんこの異色コラボ以外にも、カットソーからボトム、アウターまでいろいろ仕込み中。
すでにまさかの下半期……
今年のこれからにも乞うご期待です♡