JULIAN BOOTS "BOWERY BOOTS"

パクリなのか、サンプリングなのか……。
あらゆるものには参照とするオリジナルがあり、しかしふたつの境目がこれまでになく曖昧となった昨今。
柔軟に受け入れてこれも時代と楽しむべきか、オリジナルにこだわるべきなのか。。

そこにきちんとデザイナーの息吹が感じられるかが、ひとつの鍵なんだと思います。

こちらも明日リリースです。

JULIAN BOOTS "Bowery Boots" 2018 Edition 
Black Cow Leather
Size: 5, 6, 7 (Men's last)
Price: 153,900 (incl.tax)
Handmade in USA

本格USAワークブーツのなかに薫る、優雅なブリティッシュテイスト。
JULIAN BOOTSから「Bowery Boots」2018 Editionがデリバリーされました。


JULIANがデザインを手がけた「Bowery Boots」がRRLから発表され数年。
現在も普遍の人気モデルとして、ebayではニセモノが出回る一作となっています。

ただ検索してもらえばわかりますが、現在のBoweryてめちゃゴツいんですよね。。
トウは丸くてボッテリ、ソールも極厚というTHE AMERICAでして、
それが魅力だけど物理的に重いし、もう絶対足元だけが浮いてしまうよな……と。
コーディネートもデニム+バンダナしか思い浮かばないレベル。。

でもやっぱり名作は履きたいもん!!

てことで本家にオリジナルをサンプリングしてもらう暴挙に出てみました。


ディテールは残しながら重量感を削ぎ落とし、ほどよい無骨さが美しいモダンルック。
一見別物でありながらも、名作だからこそ持ちえる風格はそのままです。

画像では光が反射していますが、レザーはマットよりの上品な質感。
ギラベトとしていないので、足元は悪目立ちしません。

そして8ホールで上部はフック、やはり脱ぎ履きは楽ですね〜。。
ところどころレザーの切り口が見えていてカッコいいんだわー。


背中のストラップは長めで、ほのかな遊び心とストリート感が。
ここはちょっとマーチンを狙ってもらいました(笑)
実際そこいってしまうと若作りな印象が出てくるので、このくらいがちょうどいいのです。



このブーツは今後のセレクトを見てもらえたら、もっと理解してもらえるのかも。。

カンガルーと比べたら多少硬さのある、時間をかけて味わいが深まるレザー。
重量もやはりワークブーツとしては軽いですね。
いじめていじめて履き込んでの、ホースオイルなんかを塗り込んでいくのがいいのではないでしょうか。

今回もメンズの木型。
サイズ7は男性でもいけるのでは。


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