New Brand: Bliss and Mischief

  
今回は「Instagram」で予告した、日本初上陸のブランドをご紹介します。
毎度のごとく熱い長文になりそうですが、どうぞ最後までお付き合いください。 
 
こちらのブランド、まだ自分がメキシコにいて、High and Seekをやるか決めていない時から目をつけておりました。
昨年の日本帰国のトランジット時に「LAのスタジオ行くわ!」とデザイナーとやり取りはしていたのですが、
その時は彼女と予定が合わなくて叶わなかったんですね。
てことで待つこと半年以上……ようやくお披露目できて嬉しい。


「Bliss and Mischief(ブリス アンド ミスチーフ)」
2014年にスタートしたばかりのBAMは「ONE OF A KIND(世界にひとつだけ)」にこだわるブランド。
デザイナーHillary Justinはミシガン生まれの女性です。
今回は彼女の1st Collectionから、Levi's 501をベースとした刺繍デニムを買付けてきました。


ちなみにHigh and Seekで選んだベースとなるデニムは、
85年までに製作された「赤耳」のあるVintage Levi's 501のみです。

一般にLevi'sのビンテージというと、85年までに作られたもの赤耳のあるものを指します。
この耳があるかないかで「ビンテージ」「古着」のどちらかに呼ばれるか分かれるのです。
欧米ではこのへんが曖昧で古着でもビンテージと呼んだりすること多々ですが、結構な差があります。

誤解を避けるために書きますが、私はビンテージであるなしにはこだわりはありません。
「ビンテージだろうと現行物だろうと良いものは良いし、ダメなものはダメ」というタイプです。
ただ、こういう遊び心たっぷりな刺繍物に関しては、デザインとしての強度の面で、
ビンテージがベースにあるからこそ成立するし、ずっと愛用できると思ったんです。


てことで「赤耳」でお願いしたら、デザイナーは過去にビンテージディーラーとしての経験もあるだけに、
「ウチは普通は赤耳ではやらないんだけど…」と若干呆れてました。
それ自体に価値ある物に思いっきり加工をいれるわけなので、そうなりますよね(1本デカEもあるし)
集めるのも大変だったみたいで、結果的に値段はUPはしました。

でもこれは外せない部分だったし、そうでないと納得いかないので仕方ないです。
どちらにせよ501の場合、折り返した時にカッコいいから耳は必須ですよね?


寄って見ると、たんなる刺繍ではなくてガチガチのチェーンステッチ。
ヒッピーテイストには落ちず、大人っぽくモダンに着られるカラーリングとデザイン。
ポケット下のステッチも効いています。

夏は白シャツやカットソーだけできまるし、冬はニットに合わせたらとてもステキだと思う。
Elenaのシャツなんかに合わせても、大変カッコいいですね。


サイズは27〜31インチくらいで幅広く買い付けてきました。
ビンテージデニムはサイズ感がそれぞれ違うので、きちんと自分の目で日本女性に合いそうなものを選んできましたよ。

なかには50年以上の時を経たジーンズも混ざっており、ダメージが強いものもありますがお好みでどうぞ。
両サイド総刺繍のスペシャルデザインも1本だけございます。


High and Seek
東京都渋谷区渋谷1-3-18 
VILLA MODERNA C-408 
highandseek.tokyo@gmail.com 

*道順はコチラ
*12:00〜19:00 定休日:月・火
*男性の御入店はお断りします