ラグジュアリーブランドにはあまり興味がない私でも憧れてしまうブランド【HERMES】。
他のラグジュアリーブランドとは一線を画しながらも、
時代に合わせてチャレンジしていく姿勢が素晴らしいなと思います。
「カシミアを着た狼」Bernard Arnault率いるLVMHに買収されるんじゃないかと話題になってますが、
その手のパワーゲームで変わってほしくないなーと思わせるブランドですよね。
とはいえ値段もひと味違うので、スカーフくらいしか持っていないけど、
銀座のアートギャラリーはちょくちょく観にいきます。
(現展示は非常にコンセプチュアルに感じました)
で、ショップに行くとこの手の冊子が置いてあることがあって、私は毎回図々しく貰ってきます。
これ無料なんですけど、そんじょそこらの雑誌よりも目の保養になるんです!!
とても丁寧に作ってあるし、見せ方が美しい〜。
表紙の美人はHERMESで働く職人さん。
HERMESは技術の伝達をはじめ、職人から成り立つ組織であることがこの中でも述べられています。
中身もちらりとご紹介。
服飾、食器、家具までエルメスづくし。
今月のSPURにもHERMESのファッションエディトリアルがあったけど、
この冊子をみて、この世界観に合わせて撮影されたんだろうなーと感じました。
また、最後の写真はアーティスト・Charles Fregerの作品。
この「Wilder Mann」シリーズがとても面白い!
70年代のイギリス(のカルト)映画『The Wicker Man』を思い出したり。
HERMESのカタログとしてだけでなく、アートなどいろいろ勉強になる、とても素敵な一冊です。
(ARTISANつながりで、下にはメキシコの天然染色手織りラグを敷いて撮影してみました)