McQueen Book

     
以前ほしいと騒いでいたAlexander Mcqueen回顧展『Savage Beauty』の図録が届きました!

第一印象はデカ!でした。しっかりした図録です。


表紙はホログラムになっていて、スカルが角度によってLeeのポートレートになります(不吉な...!)
スカルは彼のトレードマークみたいなものだけど、ああいう結末を迎えてしまったので複雑な気分になります。

以下が中身の一部。
基本的には見開きで「作品+作品」「作品+作品のアップ」「作品+Leeの言葉」というつくり。
貝のドレスなど、とても美しいです。



言葉のチョイスもなかなか面白くて、たとえば上の中央の言葉を意訳すると
「誰かが(中央にデザインされた)チェーンがタンポンだと書いてたけど、
 もうそれってひねくれてるというより、ただただキモイよね」とか。Leeらしい。
他には現デザイナーのサラバートンのインタビューや、こんな写真も収録されています。

先日のロイヤル・ウエディングで"ブランドとしてのAlexander McQueen"がドレスを手掛けましたが、
Leeだったらどんなデザインをしたんだろうと、どうしても考えちゃいますね。
あのドレスはとても美しかったけれど「別にマックイーンでなくても?」というか...。
ドレスの内側に侮蔑の言葉くらい入れてほしいというか・笑

もちろんサラバートンは素晴らしい才能の持ち主ですが、
ついLeeが私たちに魅せ続けてきた飛び抜けた発想・衝撃を求めてしまいます。
(ま、Leeは王室批判もしてたから、王室も彼には依頼しなかっただろうけど)


こちらは図録に収録された、彼が「死」について語った言葉です。

胸にきます。



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