2022 PARIS 2

改装されて話題となったSamaritaine百貨店を見てきました。

吹き抜けで開放感がある美しい建物ですよね。



ついでにいろんなブランドがずらずら並んでたからチェックしたけど、

クオリティが横並びで、正直この値段でこれかーみたいな。

みんな平均点以上だけど、だからといってドキドキしないっていうか。

お店をやるのも好きだけど、消費者として買うのも好きな私としては悲しいことです。


そして、2020年にオーダー会をやったNeriのショウルームへ。

デザイナーのRaphaelaと、ようやく直接会うことができました。



ちょうどNeriを見つけたのがコロナ後で、海外に行くのは厳しいけれど、

バイヤー責任もあるので実物を確認してからでないと買い付けたくなくて、

当時はわざわざ写真で気になったピースを送ってもらって、さらに送り返してみたいな面倒な作業をしていました。


今回初めてコレクションをザーッと見ることができて感無量!

しかし、逆にさらにすごく悩むという。。

生地がどれも美しくて気品があって、全部欲しくなるというか。


やっぱり生地(糸)は如実に全体の表情に影響しますね〜。

こういう服を着ると、目も覚めるし背筋が伸びます。


自分の場合はクオリティは当然求めるけど、ファッション性も必須。

いろいろな意味で、Neriはブランドとしてもはや絶滅危惧種レベルですし、

買い足りていないので、来年はオーダーイベントをやりたいと思います!


あと裏話で、昔はハイブラントといえば「ずっと永く着られる品質保証」的なところもありましたが、

そりゃ実物見ても値段とのバランスがアレだからピンと来ないわなーと納得したり。

まー詳しくはここには書けませんけど。。

パッケージングが巧妙すぎる。


もしかして服を見すぎて不感症にでもなったのか??と危惧していたけど、

たんに自分の見る目が正しかっただけと答え合わせができてよかったです(よくない&かなしい)


*追記:ただしそれはグローバルブランドの利益追求のせいだけではなく、
    生地・縫製など手仕事分野にさえ完璧を求めてしまう一部の消費者クレームも一因でもあります。